ご存知ですか?
家具や建材に使われる塗料を構成する成分は大きくわけて二つあります。
「塗膜になる成分」と「塗膜にならない成分」です。
「塗膜になる成分」は樹脂や添加物・顔料といったもので、表面に塗ることによって、丈夫な塗膜を形成し
ものを保護をする役割です。
顔料とは着色に用いる粉末のことですが、顔料が入っていない物がワニス、クリアーなどの透明塗料で、
顔料が入っている物がエナメル等有色不透明塗料になります。
一方「塗膜にならない成分」とは溶剤のことです。樹脂はそのままでは固体に近く、塗装には適していません。
溶剤は、樹脂を溶かし、塗料に流動性を与え、塗りやすくするための「うすめ液」の役割です。
溶剤に水を使うものが「水性塗料」、トルエン・キシレン等有機溶剤を用いるのが「油性塗料」です。
溶剤は時間と共に空気中に揮発、蒸発します。完全に乾いて水分、溶剤がなくなると、
樹脂と顔料が残り、その粒子が結合してフィルム状になり皮膜を形成し、水に溶けなくなります。
問題は『トルエン・キシレンを含む溶剤』の揮発による空気の汚染です。
溶剤が水である水性塗料と、溶剤にトルエン、キシレンなどを用いた油性塗料が塗料には主としてありますが、油性塗料に主に使われるトルエン、キシレン類が人体に影響を及ぼすと考えられています。
トルエン・キシエンの人体に対する影響
・皮膚や目・鼻の粘膜への刺激
・疲労・めまい・耐力減退・不眠・ぜん息・肝臓、腎臓障害
・バランス感覚疾患・神経毒性・生殖毒性・皮膚アレルギーなど
油性塗料も研究が進み、より影響度の少ないものになっていますが、
塗料はこうした環境問題で水性塗料に移行しつつあります。
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